製品コンセプトと製品パフォーマンスのバランスが良い製品が成功します。従って、コンセプトもパフォーマンスも両方大事です。
たとえば、人気のある炭酸飲料は、パッケージもカッコよくて目を引き、飲んだら本当にスッキリして美味しいです。それは、コンセプト(どんな飲み物にするかというアイデア)とパフォーマンス(実際の味や満足感)がバランスよく組み合わさっているからです。
なぜコンセプトとパフォーマンスのバランスが大事かを考えみましょう。
コンセプトだけが良い場合、、、
「見た目がカッコいいボトルデザインで、フルーツの絵があって、スッキリ爽やか!」というアイデア(コンセプト)は良くても、実際に飲んでみたら炭酸が抜けていて味が薄いとどうでしょう? どれだけ見た目が良くても、美味しくなければ誰もまた買おうと思いません。
パフォーマンスだけが良い場合、、、
逆に、味はとても美味しくて炭酸もちょうどいいけど、見た目が地味で、パッケージデザインがつまらなかったらどうでしょう? 飲む前に「これは美味しそうだ」と思ってもらえないと、そもそも手に取ってもらえません。
新しい炭酸飲料を開発するとき、“飲んでみたいと思ってもらえるようなコンセプト”つまり飲む前から与えられる情報と実際に飲んだときに美味しいと感じるそのもの自体のおいしさの両方が大切です。この二つが強く、バランスが取れていることで、誰もが満足する製品ができるということです。







時にR&Dのみなさんはマーケティングのセンスはなくともそれ以上のスキルが必要になります。
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