食品

品質保証

プロジェクトマネジメント≒製品開発管理

ステージゲート法は、1980年代にカナダのロバート・クーパー教授が開発した、新製品やサービスの開発を効率的に進めるための手法です。開発初期の段階で適切な判断を下すことで、失敗によるコストやリソースの浪費を減らし、プロジェクトの成功率を高める...
製品開発

R&Dを強靭なものにするには、、、

強靭なR&Dも自然と生まれるものはありません。資源投下が必要です。1.人財配合設計、加工、官能評価に精通した経験豊富な食品技術者・製品開発者製造プロセスの設計と最適化ができる食品技術者・エンジニア品質保証と食品安全の専門家法規制の遵守を担当...
品質保証

R&Dの強靭性(ロバストネス)

現在、サプライチェーン部門の品質保証部門に勤務しています。昨今、地球温暖化によると思われる異常気象、各地で発生する戦争により、供給網が予測不能な問題や混乱に直面しても、壊れ難く、迅速に対応・回復できる能力、プライチェーン・レジリエンシー、即...
製品開発

風香味づくりの名手とは、、、

以前にも取り上げましたがR&D職に就く方にとって、センスはとても重要です。スキルは後天的に身に付きますがこればかりはどうしようもありません。中でも、風香味やテクスチャーの調整にそれが現れます。考えても見てください、現実のビジネスで時間をいく...
製品開発

テクスチャー設計を考える

摂食・嚥下のプロセスは、5期に分かれます。1.先行期(認知期)視覚や匂いで食べ物を認識し、口へ運ぶ時期です。食べ物の硬さや形状から、一口の量を判断します。2.準備期(咀嚼期)あご、舌、ほお、歯を協働させ、食べ物をかみ砕いて、飲み込みやすいか...
製品開発

フレーバーはマジック

食事の味は、味覚(甘味、酸味、苦味、塩味、うま味)だけでなく、嗅覚によっても大きく影響を受けます。嗅覚は食べ物の香りを通じて味を感じる重要な要素であり、味覚と嗅覚が協力して食体験を豊かにしています。嗅覚が鈍くなると、食材の香りや風味が感じら...
製品開発

味も香りも基本は4つ

人間が短期記憶で一度に覚えられる情報の単位が7つ前後であるという従来の理論が、「マジカルナンバー7±2」とは、です。この理論は1956年に心理学者ジョージ・ミラーによって提唱され、長らく短期記憶に関する標準的な見解として広く受け入れられてい...
製品開発

形式知は技術の伝承

技術系の職業では、暗黙知を形式知化することが技術の伝承を円滑にします。理由は、次の通りです。1.理解と共有の促進 暗黙知とは、職人や技術者が長年の経験で得た知識やスキルで、言葉や文章にしづらいものです。形式知化することで、これらの経験やコツ...
製品開発

シズルワードで開発力向上

R&Dの皆さんの商品名の次のチャレンジはシズルワード、商品をより魅力的に表現するための重要な要素です。シズルワードとは、五感を刺激し、食欲を掻き立てる言葉のことです。例えば、料理の焼ける音「ジュージュー」、食材の輝き「ツヤツヤ」、香りのイメ...
製品開発

商品名起案の効用

R&D(研究開発)は、「革新」や「技術的な優位性」を追求する部門です。その特性上、他の部門に比べて自分たちの仕事に自信を持ち過ぎ、 下記の理由から時には傲慢と見なされることがあります。1.技術的専門知識への自信: R&Dの担当者は、高度な専...