2024-10

製品開発

テクスチャー設計を考える

摂食・嚥下のプロセスは、5期に分かれます。1.先行期(認知期)視覚や匂いで食べ物を認識し、口へ運ぶ時期です。食べ物の硬さや形状から、一口の量を判断します。2.準備期(咀嚼期)あご、舌、ほお、歯を協働させ、食べ物をかみ砕いて、飲み込みやすいか...
製品開発

フレーバーはマジック

食事の味は、味覚(甘味、酸味、苦味、塩味、うま味)だけでなく、嗅覚によっても大きく影響を受けます。嗅覚は食べ物の香りを通じて味を感じる重要な要素であり、味覚と嗅覚が協力して食体験を豊かにしています。嗅覚が鈍くなると、食材の香りや風味が感じら...
製品開発

味も香りも基本は4つ

人間が短期記憶で一度に覚えられる情報の単位が7つ前後であるという従来の理論が、「マジカルナンバー7±2」とは、です。この理論は1956年に心理学者ジョージ・ミラーによって提唱され、長らく短期記憶に関する標準的な見解として広く受け入れられてい...
製品開発

形式知は技術の伝承

技術系の職業では、暗黙知を形式知化することが技術の伝承を円滑にします。理由は、次の通りです。1.理解と共有の促進 暗黙知とは、職人や技術者が長年の経験で得た知識やスキルで、言葉や文章にしづらいものです。形式知化することで、これらの経験やコツ...
製品開発

シズルワードで開発力向上

R&Dの皆さんの商品名の次のチャレンジはシズルワード、商品をより魅力的に表現するための重要な要素です。シズルワードとは、五感を刺激し、食欲を掻き立てる言葉のことです。例えば、料理の焼ける音「ジュージュー」、食材の輝き「ツヤツヤ」、香りのイメ...
製品開発

商品名起案の効用

R&D(研究開発)は、「革新」や「技術的な優位性」を追求する部門です。その特性上、他の部門に比べて自分たちの仕事に自信を持ち過ぎ、 下記の理由から時には傲慢と見なされることがあります。1.技術的専門知識への自信: R&Dの担当者は、高度な専...
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不浄なものは内に入れない

1.玄関で靴を脱ぐ日本人が自宅に帰ると玄関で靴を脱ぐ理由はいくつかあります。清潔さの保持: 外で履いていた靴には泥やほこり、さまざまな汚れが付着しています。靴を脱ぐことで、これらの不潔なものを家の中に持ち込まず、住環境を清潔に保つことができ...
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穢れ無き

神道における「穢れ(けがれ)」とは、死や病気、災害、あるいは日常生活の中での汚れや罪によって生じる不浄な状態を指します。穢れは、意図的な悪行とは異なり、自然な出来事や日常的な行為でも生じるものです。例えば、お葬式や出産といった場面でも穢れが...
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日本のお客様は手ごわい

太平洋戦争後、日本の学校給食は栄養改善と教育の一環として再整備されました。1947年、戦後の深刻な食糧不足を背景に、アメリカからのララ物資や脱脂粉乳を活用して学校給食が本格的に再開され、子供たちの栄養補給が重視されました。1954年には、学...
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日本人のあたりまえ

5つの要素が日本人の当たり前を形成します。身に覚えがある方も多いでしょう。1.文化と伝統日本のマナーや習慣は、深い文化や伝統に基づいています。特に神道の影響が強く、自然や物に神が宿るという考えから、環境や他者への敬意が大切にされています。神...